耳鳴りは2種類
- 高音
- 低音
に分けます。
高い音は
- ピーピー
- キーキー
- キーン
など高い音を
表現する方が多いです。
低い音は
- ジージー
- ブーン
- 蝉の鳴き声
などと
皆さんおっしゃいます。
- 耳鳴りが増す、減るタイミング
『ずっと』鳴っている
とおっしゃる方が多いのですが・・・
特に気になるタイミング
や
気にならないタイミングがあります。
いつも一定であることは
少なく
もし仮に万が一
いつも一定であれば
それは鍼灸治療では
治らない可能性が高いです。
まずは
5段階で数値化すると良いです。
耳鳴りが強ければ『5』
少なければ『1』などとなります。
前日の耳鳴りと
比べてもいいでしょう。
『今日の方がきつい』
『今日の方が小さい』など
また
『朝は強い』
『夕方が強い』など
傾向を知ることが
大切です。
- 高い音の治療
高い音の耳鳴りは
『身体上部にエネルギーが
多い状態』となっていて
『エネルギー同士が
こすれてキーキー鳴っている』状態です。
どの疾患にも言えますが
身体は問題を解決しようとして
症状を出します。
高い音の耳鳴りは
過剰な偏ったエネルギーのバランスを
是正しようとして
わざわざ『高音の耳鳴り』を
お越しエネルギーを無駄に消費
することで
その偏在をなくそうとしています。
ということは
身体上部にある余分な
エネルギーの配置転換をすれば
いいのです。
ですから治療としては
『エネルギーを下部に下げる』
ことがメインになります
- 低い音の治療
低い音の耳鳴りは
高い音の発生機序と
大きく異なります。
伝統医学では
よくあることですが
西洋医学的には
同じ症状名でも
まったく異なる
見立てとなることが
ほとんどです。
低い音の耳鳴りは
『寿命のエネルギーの減少』
によって起こります。
寿命のエネルギーとは
大元の丹田にある
エネルギーのことです。
- 丹田とは
下腹部
いわゆるヘソ下三寸にあり
下腹部と腰の間の深部に位置します。
またそのエネルギーがなくなれば
命が終わりということになります。
低音の耳鳴りは
高齢者に多く
寿命が減った方に起こります。
高齢者は
20代の方よりも
エネルギーがない状態になります。
また20代の方でも
急激なエネルギー消費など
なん身体に負荷がかかった状態であれば
低い音の耳鳴りが起こることが
あります。
ですので
治療としては
丹田にエネルギーを
集めることになります。