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眼精疲労

眼精疲労の鍼灸治療というと

目の周りに鍼をしたり

お灸で温めたりすることが

多いようですが・・・・

 

私の中では

補助的にそれらの治療法を

使うことはあっても

メインの治療には

成りえません。

腰痛の治療をすると・・

  1. 『なんだか目がよく見える』
  2. 『すごく視界が明るい』

とおっしゃる方が

後を絶ちません。

 

これこそが眼精疲労の

治療のヒントなのです。

  • 目を動かすバッテリー

人間はバッテリー

駆動ではありませんが

考え方として

その様にご説明いたします。

人間のバッテリーは

丹田に一つだけです。

そこには大元のエネルギーの

倉庫があると考えてください。

そこからエネルギーが

各部位、各機能に分配されます。

腰を治療する際に

丹田にエネルギーを集めますので

副作用的に

目の機能も改善が見られるわけです。

  • 眼精疲労の治療

眼精疲労の治療としては

  1. 大元のバッテリー充電
  2. 丹田から目までの経路の障害物除去

が柱となります。

障害物と言っても目に見えて

何かがあるわけではありません。

経路で

冷えている点(ツボ)が有ったり

やけに硬い場所が有ったり

そういった個所を変化させることで

目にエネルギーが届くのです。

これは鍼灸治療の大切な考え方の

一つです。

  1. 不通則通(ふつうそくつう)
  2. 不栄則通(ふえいそくつう)

通らなければ痛むし

栄養がなくても痛む

という中国伝統医学の

大切な考え方の一つです。