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うつ病

うつ病は

簡単に言うと

エネルギー切れです。

 (新型うつをのぞく)

 

考えたり

気を配ったり

気を揉んだり

気を使ったり

 

日本語は非常に面白く

言葉の中に

伝統医学が隠れています。

 

上記の

気を~というフレーズは

無くなってしまうということです。

 

配れば無くなるし

揉めば小さくなってしまう

使えば

お金と同じでなくなるのです。

 

私はそれをアンパンマン状態と呼んでます。

アンパンマンは

自分の顔を配りすぎて

力が出なくなります。

 

あんパンを配れば

無くなります。

 

あんパンを揉めば

ぐちゃぐちゃになります。

 

あんパンを使えば

無くなります。

 

といった感じで

エネルギーがなくなったとき

身体は動かず

やる気も出ず

食欲もなく

楽しみもなく

絶望してしまうのです。

 

でも

まだあきらめないでください。

人生を諦めないでほしいのです。

死んだら多分楽になるけど

楽しいことも無くなります。

 

ちょっとだけ

充電モードに身体を切り替えて

そうすれば

かならずエネルギーは溜まります。

 

充電モードに切り替えるために

鍼灸治療は非常に有効です。

 

自分を責めたり

過去のことを考えたり

同じことをグルグル回っていると

どんどんエネルギーが無くなります。

 

ところで

うつ病などに有効とされるマインドフルネスですが

これは鍼灸治療そのものです。

 

マインドフルネスは

今この瞬間の感覚に集中する事なんです。

鍼を刺される瞬間

お灸をされる瞬間

その瞬間の感覚に集中するしかできません。

 

だから

鍼灸治療を受けると

終わった後に身体や頭がすっきりするのです。

ちょうど瞑想が終わったような感覚になります。

あなたは

ただ寝てればいいのです。

そうすると

身体が充電モードに入って

どんどんエネルギーが溜まります。

これこそが

うつ病の治療です。

 

ちなみに

無理に身体を動かしたり

やりたくもないことに取り組むエネルギーは人生の中に

存在しません。

だから

鍼灸治療は自然であり

本当の自分の心を見る事も

その治療の一環として起こります。

 

そもそも

自分の会社でもないのに

やる気が起こることがおかしいのです。

だから

そこに

やりがいや楽しみ

(ちょっとはあるけど)

それらを見出していることが不自然だったとしたら

病気になって当然ですよね。

 

うつ病になったら

自分がおかしいと思うよりも

社会がなにかおかしいのではと

ちょっとだけかんがえてみてくださいね。